【わたしのたまごのかけら#4】谷田部担当 藤井
- Tamago Blog
- 2022年3月9日
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たまごのかけらリレーも中盤に差し掛かってきました。
本日は藤井が担当します!
私は、谷田部の発明家・飯塚伊賀七から着想を得て作品作りをしています。
伊賀七が発明した木製和時計は、
定時法による百刻文字盤と、不定時法による節版式文字盤が併用されています。
定時法:1日を100等分する。天文学や暦学で使用される。
不定時法:1日を昼と夜に分けそれぞれを等分する。つまり夏至に向かって昼の幅が大きくなり、冬至に向かって夜の幅が大きくなる。江戸時代の時刻制度。
江戸時代に、このような工夫を凝らしたものを作り出すことは
非常に貴重で価値あるものだったそうで、
伊賀七の知識の広さやその遊びゴコロに脱帽しました…
このような木製和時計から、「時間」について思考してみました。
時間は全員が平等に与えられているもので
その数え方は昔からさまざまですが、
流れている波は変わりません。
その時間をどう過ごすのか。
今私がブログを書いているこの時間に、
誰かは人生が変わる決断をしたかもしれないし、誰かはもう戻れない一歩を踏んでしまったかもしれないし、
新たな命が生まれたかもしれないし、戦争で人が死んでいるかもしれない。いや、それが事実なのです。
全員が同じ波に乗りながら違う物語を進んでいる。
なんだか不思議で面白く、そして恐ろしいことだと思いました。
当日は、友達のダンサーにも出演してもらいます。
ぜひ楽しみにしていただけたら嬉しいです!

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