top of page

【わたしのたまごのかけら#4】谷田部担当 藤井

たまごのかけらリレーも中盤に差し掛かってきました。

本日は藤井が担当します!


私は、谷田部の発明家・飯塚伊賀七から着想を得て作品作りをしています。

伊賀七が発明した木製和時計は、

定時法による百刻文字盤と、不定時法による節版式文字盤が併用されています。


  • 定時法:1日を100等分する。天文学や暦学で使用される。

  • 不定時法:1日を昼と夜に分けそれぞれを等分する。つまり夏至に向かって昼の幅が大きくなり、冬至に向かって夜の幅が大きくなる。江戸時代の時刻制度。


江戸時代に、このような工夫を凝らしたものを作り出すことは

非常に貴重で価値あるものだったそうで、

伊賀七の知識の広さやその遊びゴコロに脱帽しました…


このような木製和時計から、「時間」について思考してみました。

時間は全員が平等に与えられているもので

その数え方は昔からさまざまですが、

流れている波は変わりません。


その時間をどう過ごすのか。

今私がブログを書いているこの時間に、

誰かは人生が変わる決断をしたかもしれないし、誰かはもう戻れない一歩を踏んでしまったかもしれないし、

新たな命が生まれたかもしれないし、戦争で人が死んでいるかもしれない。いや、それが事実なのです。



全員が同じ波に乗りながら違う物語を進んでいる。

なんだか不思議で面白く、そして恐ろしいことだと思いました。


当日は、友達のダンサーにも出演してもらいます。

ぜひ楽しみにしていただけたら嬉しいです!


 
 
 

コメント


bottom of page