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【わたしのたまごのわりかた#7】小田担当 加藤


今回は小田担当の加藤がお送りします!


今までどんな風に踊ったり創ったりしてきたか...

最後まで読んでいただけたら嬉しいです



初めに、ダンスと出会ったのは3歳の時。

ダンスというよりも体操よりでもある、バトントワリングに出会いました。

皆さん、バトントワリングって想像つきますでしょうか...

マイナー競技なので、想像がつかない方もいらっしゃると思います。

簡単に説明すると、鉄の棒を投げたり、回したりする競技です。

(気になった方は是非調べてみてください!)

何か新しい技ができるようになることや、踊ることが大好きでほぼ毎日どこかで練習させてもらっていました。粘り強く練習に付き合ってくれた両親には感謝してもしきれません。

今の私の身体を一番大きく形作っているのはバトンかもしれません。


バトンを習っている間に、他にも祖母が開く日本舞踊の教室に通ったり、ジャズダンスやヒップホップなどを経験し、高校では創作ダンスを中心に活動を行うダンス部に所属しました。


初めて創作ダンスを見た時は正直何をしているのかわからず、これはダンスなのか?と心の中で思っていたりもしましたが、気づいたら制限のない自由なダンスの沼にはまってしまっていました。足首の手術などもあり、ダンスを辞めようと思ったことも多々ありましたが、何とか同期の仲間のおかげで最後まで部活を続けることができ、高校3年生の夏に全国大会で入賞。その大会の帰り道、バスの中でひとりダンスに関わって生きていこうと決心しました。


大学では、一般体操とラート競技を中心に、踊ったり体操したりという日々を送っていました。

ここで、他者のためではなく自己のための体操・ダンスというものに出会いました。

ダンスをしていると、どうしても他者から評価されるように踊らなければならないという気持ちになることが多かったので、誰でも体を動かすことを楽しむことができる空間がとても新鮮でした。ここで4年間過ごすことができて、新しい価値観を知ることができ、本当に良かったと心の底から思っています。生涯、スポーツと関わっていく上でとても大切なことを学ばせていただきました。


そして大学院、今に至ります。


ここまで読まれていて分かるように、私は一つのジャンルのダンスをずっと続けてきたというわけではありません。大学院に入学したばかりの頃は、どこか自分に軸となるダンスのジャンルが無いことに不安を抱いていたのですが最近では、自分が経験してきた様々なダンスや、身体に刻まれた過去のに経験に愛着を感じたりもしています。完璧なんてこの世には存在しないんだから、自分は自分らしくていいんだ!と感じたからかもしれません。

自分のダンスに愛をもって、時に厳しく、今後も自分と自分の身体と向き合っていきたいなと思っています。



長々どんな風に踊ってきたのか書いてしまったので、創ることについては少しだけ...

私が、作品を創る時に考えていることは第三者からの目線です。

見ている方が心動かされる瞬間を作れるように心がけています(まだ努力中ですが...)。

自分が作者となり作品を作るのは久しぶりなので少し不安もありますが、小田で感じた、温かさや懐かしさ、そして居心地の良さを感じた町の風景を手掛かりに作品を創っていけたらなと思っています。

最近フィールドワークを行えていないのでまた近々小田にお邪魔させていただいて、色んなことを感じ、作品に落とし込んでいきたいと思います。

これからどうなっていくのか楽しみです。

ではまた。




 
 
 

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